Hondaのパキスタンにおける合弁会社であるHACPLホンダアトラスカーズ・リミテッドは、四輪車の生産累計台数が30万台に達したことを記念し、10月20日、ラホール市にある四輪車工場で記念式典を行った。式典の中では、記念すべき30万台目のモデルとして、7月にフルモデルチェンジが行われた「CIVIC」のラインオフが行われた。
式典には、Hondaから八郷隆弘代表取締役社長 社長執行役員、執行役員でアジア・大洋州本部長の安部典明氏、石山登一HACP社長が、またパートナー会社のアトラスグループから、会長のアーミル・H・シラジ氏が出席したほか、HACPLの従業員約1,600名が出席。
HACPLは1994年5月にシビックの生産から四輪車事業を開始し、1997年には「CITY」の生産を開始した。2005年12月に生産累計台数10万台を達成し、7年後の2012年7月には生産累計台数20万台を達成。今回の生産累計台数30万台は、その後4年で達成した新たな節目であるとともに、パキスタンのユーザーからの長年にわたる信頼の積み重ねを表すものだ。
海外の各地で生産される日本車。地域に根づいた産業は、現地にとってもプラスの効果があるに違いない。
【パキスタンにおける四輪車生産の歴史】
1994年5月 四輪車の生産を開始
2003年9月 生産累計5万台を達成
2005年12月 生産累計10万台を達成
2006年12月 年間生産能力を5万台に拡大
2012年7月 生産累計20万台を達成
2016年10月 生産累計30万台を達成