トヨタ、第16回「トヨタ先端技術共同研究公募」テーマ募集を開始

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トヨタは、先端科学技術研究を行う大学・研究機関の研究者から、トヨタが考える技術ニーズに基づいた研究テーマを広く募り、共同研究に結びつけることを狙いに、毎年、「トヨタ先端技術共同研究公募」のテーマを募集しており、第16回目となる公募を9月13日から開始する。

 

この公募は、トヨタが考える技術ニーズを提示して、それに基づいた独創的かつ萌芽的な研究テーマを大学・研究機関の研究者の方々から広く募集し、技術シーズとして育成しようというもの。今回の公募では、以下の4領域の技術ニーズに関して研究テーマを募集し、書類審査・面談等による選考を行い、採択された場合は共同研究契約を結び(内容に応じてデンソー、田中央研究所と契約する場合もあり)、研究活動を進めてもらう。

 

トヨタでは、同公募の成果が、同社の研究基盤を強化するとともに、若手研究者による研究活動の促進や技術シーズの育成を通じた社会への貢献となることを期待しているsぷだ。

 

第16回「トヨタ先端技術共同研究公募」の概要は以下の通り。

対象 大学・研究機関等において科学技術研究に従事している研究者で、
以下の技術ニーズに基づいた研究が遂行可能な研究者または研究グループのリーダー
技術ニーズ
領域 技術ニーズ※
  1. マテリアルズ・インフォマティクス
「ビッグデータ × 機械学習」による自動車用部品/材料開発技術
  1. 材料の構造制御と機能発現・強化
次世代車両用部品への適用を目指した材料、及び作製技術
(アルカリ(土類)金属含有化合物、多孔質材料等)
  1. 半導体
酸化物半導体、デバイス実装技術
  1. ロボット
自律移動ロボットの雑踏内での移動軌道を計画する技術
技術ニーズの詳細はホームページ参照(下記)
研究期間 2017年度開始で2年以内(研究期間終了後、次の段階に進むための再契約あり)
研究費・件数 1件あたり1,000万円を上限とし、合計10件程度(研究費は研究内容に応じて決定)
選考基準
  1. ニーズとのマッチング
  2. 発想の独創性
応募締切 2016年10月31日(月)(書面選考、面談等により2017年3月末までに決定)
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