マガジンXが旧型フィットのピストンリング固着問題について、保証延長ではなく、リコールすべきと考えている件。
ホンダ車を中古で購入し、名変した際に、系列ディーラーに有料点検を持ち込まないと保証期間中であっても、メーカー保証を受けられません。費用は1万円程度です。これを保証継承手続きと言います。
12カ月点検相当の点検を行った上で保証継承を受けられます。保証延長があったことを知らないで中古車を購入したお客様が、「どうせ保証期間の3年が経過しているし」と勘違いして、名変時に有料点検を受けないケースはままあります。
詳しくはマガジンX誌面に掲載しますが、保証継承の手続きを怠っていたフィットの中古車購入者が、エンジンオイルの異常減少に見舞われています。ピストンリング固着が疑われるのですが、エンジンを分解するとなると高額の整備費用が発生してしまうため、原因究明に二の足を踏んでいるのです。
なお、これはホンダに限らず、表現は異なるものの他社も同様で、保証延長が機能しない理由のひとつと言われています。現在、ホンダにコメントを求めています。
こうしたことはユーザーに周知されておらず、名変後にトラブルが発生しても、この手続きを行っていなかったために有償修理となるケースが多発しています。特に中古車専業者は、購入者に対して保証継承の説明を怠るようです。これは何らかのルール整備が必要だと思います。
なお、添付資料からは個人情報保護のため車台番号等は削除してあります。ご了承ください。
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