アウトモビリ・ランボルギーニは8月19日、カリフォルニアで開催されたThe Quail, Motorsports Gatheringにおいてランボルギーニの最新ワンオフカー「チェンテナリオ・ロードスター」を発表した。チェンテナリオ・ロードスターはチェンテナリオ・クーペに続く後続モデルとして全世界で20台のみ限定生産される。
この特別シリーズはランボルギーニの創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念した限定生産モデル。コアとなるデザインDNA“form follow function”は受け継ぎながら、創業者の先見性と革新性を体現するために、デザイナーは「クラシックなロードスターの形にチェンテナリオのポテンシャルを融合した革新性と普遍的なデザインが調和したモデル」を完成させた。
ボディの曲線美を引き立てるために開発されたのが特別なシルバーの外装色「Argento Centenario」で、金属を溶かしながら金属粒子特有の外観を弱めることで絹のように柔らかいマットな仕上げを実現した。クーペからのさらなる改良点は空力デザインで、高速走行時にリアウイングが伸縮することでダウンフォースの発生を高めている。搭載するV12エンジンは最高出力770hp、トップスピードは350㎞/hを超え、0-100㎞/h加速は2.9秒だ。
価格はクーペが175万ユーロ(税抜)で、このロードスターは200万ユーロ(税抜)となる。
ランボルギーニ公式サイト https://www.lamborghini.com/jp-en/