日産の西川CEO、アルゼンチンへの6億ドル投資について同国大統領と会談

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日産のC西川廣人CEOは、アジア歴訪の一環で来日しているアルゼンチンのマウリシオ マクリ大統領と都内で会談し、2018年にアルゼンチンで開始予定の初の車両生産に向けた日産の取り組みの進捗を説明。

西川CEOはマクリ大統領に、「アルゼンチンは、中南米における当社の成長を実現するカギとなる国です。日産はマクリ大統領とアルゼンチン政府が進める、自動車産業および地域社会を支援するサプライチェーンの開発を奨励する取り組みを歓迎します。」と語ったという。

日産は2015年、これまでの輸入を基本としたビジネスモデルから、2018年までにアルゼンチンで「NP300フロンティア」を始めとする車両を生産する体制への転換を目指すと発表。ピックアップ車両生産への投資総額は6億USドルとなる。同国コルドバ州にある生産ラインで中南米市場向けの車両を生産し、ブラジルの日産レゼンデ工場の生産を補完。レゼンデ工場は3年前に開所し、現在クロスオーバーなどを生産している。

日産は、アルゼンチンにおける成長戦略の一環として、今夏、コルドバに新たな事業所を開設する予定。2018年後半までに、ピックアップ生産ラインの稼働を見込んでいるそうだ。

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