三菱自動車、インドネシアの新工場の開所式を実施

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三菱自動車は、インドネシアにおける新工場の開所式を実施した。最新鋭の新工場への投資額は650億円(5億6500万ドル)で、従業員数は3000人、最大の生産能力は年間16万台。

式典には、インドネシア政府からジョコ・ウィドド大統領、アイルランガ・ハルタルト工業大臣、MMCからはカルロス・ゴーン会長、益子修社長 CEOが参列した。この新工場により三菱自動車のインドネシア並びにアセアン地域でのプレゼンスが強化されるという。

同国ブカシ県のGIIC工業団地にある新工場は、三菱自動車が三菱商事、現地パートナーPT Krama Yudhaとともに設立した生産合弁会社MMKIミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシアにより2年間をかけ建設された。

新工場では、好評のSUV『パジェロスポーツ』の生産を開始し、次いで7人乗りの新型MPVや小型商用車『COLT L300』が生産車種として追加される。

三菱自動車はタイとフィリピンで生産事業を行っており、ブカシ工場の稼動は、三菱自動車のアセアン地域での事業拡大の役割を担う。この成長計画は、2016年に三菱自動車がルノー・日産アライアンスのメンバーとなった時に34%の出資を行った日産自動車も支援している。

三菱自動車は、SUVやピックアップそしてアセアン市場でのノウハウで、ルノー・日産アライアンスに貢献することが期待されているという。三菱自動車の参画により、アライアンスは、販売台数で1000万台規模の世界3位の自動車グループになっている。

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