Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、ロングビーチで開催されているIMS Long Beachに先駆け、新型のクルーザーモデル「Rebel 500」、「Rebel 300」を発表した。
Rebelシリーズは、デザインコンセプトを「SIMPLE」、「RAW(未加工の素材)」として、主に北米において、「ジェネレーションY」と呼ばれる若い世代向けに開発。体格差や経験差、さまざまな使い勝手に対応できるよう、同一の車体にて排気量の異なるエンジンを搭載可能とし、ライダーの感性を刺激するスタイリングと、いつでも気軽に楽しめるサイズ感のモーターサイクルを目指したという。
Rebel 500の主な特長として、スタイリングはアイコニックなフューエルタンク、くびれのあるナロースタイルのフレームボディー、マット&ブラックアウトに徹したパーツによって、タフでCOOLなイメージを表現。前後タイヤはファット&ワイドサイズ(フロント130/90-16、リア150/80-16)を採用し、ナロースタイルの車体と相反する存在感を演出。エンジンは471ccのDOHC直列2気筒を搭載。吸排気、FIのセッティングを最適化することで、パルスフィールとスロットルを開ける楽しみを表現したそうだ。
Rebel 300の主な特長は、Rebel 500と基本的なプラットフォームを共通とし、吸排気系、FIのセッティングを最適化した286ccのDOHC単気筒エンジンを搭載し、パルスフィールとスロットルを開ける楽しみを表現。
Rebel 500/300ともに、オプションのキットを装備することで、パッセンジャーシートの装着を可能とした仕様としている。
なお、日本国内ではRebel 500およびRebel 250として発売を計画。20代から30代に向けて開発したというこのバイクが、どのようにその世代に受け入れられるのか楽しみだ。