
そのセレナが12月中旬にマイナーチェンジでリフレッシュされ、26年2月に発売される。変更ポイントはフロントマスク変更と最上級グレードLUXIONの差別化にある。
マスク変更についてデザイナーは「もう少し目立つデザインにすべきだと思い、日本の文化的価値や美意識を刺激するような日産初の非対称グリルを採用。日本人の潜在的な美意識と価値観に訴求できるデザインテーマを掲げ、セレナらしい存在感と刷新感を表現した」と説明している。また「店頭で他の日産車と並べた時の統一感を図った。パッと見ただけでわかる日産車の象徴的なデザイン、車種横並びでの美しい日産の統一感を訴求してほしい」とディーラー関係者に呼びかけている。
これまでイメージカラーに使われてきたターコイズブルーP、サブイメージカラーとして茶室の土壁にヒントを得たリキュウP、カーディナルレッドPは廃止される(これらの色を含むツートンカラーもドロップ)。代わってCMなどに起用されるのはムーンボウブルーPで、ツートンカラーも用意。アズライトブルーPはスカイラインやアリアに採用済みのディープオーシャンブルーPに差し替えられる。このほか、2代目および3代目キューブに設定されていたアクアミントMが起用されるのも見逃せない。
余談ながら、ノアに設定されていたレッドマイカMは25年9月の商品改良で廃止された。今回それに続いてセレナでもカーディナルレッドPがドロップするのは、やはり赤いミニバンの需要が少ない証なのだろうか。


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