カローラ南岩手の社員 犯罪事案を隠して入社後逮捕

スポンサーリンク

SPYSCOOP トヨタカローラ南岩手

 

11

社屋写真はカローラ南岩手ウエブサイトより抜粋。

 

 

取材・文/神領 貢(本誌編集長)

 

岩手県のトヨタ販社

4チャネルまとまる

 

トヨタカローラ南岩手((岩手県花巻市・元持雅行社長)は、今年6月、「T-MIGグループ(ティーエムアイジーグループ)に合流する」とホームページ上で発表した。

T-MIGグループは2020年4月、岩手トヨペット、岩手トヨタ自動車、ネッツトヨタ岩手の3社が集まって発足した。ここにトヨタカローラ南岩手が「合流」した形だ。これで岩手県は同県を地盤とする「元持グループ(岩手県釜石市)がトヨタ系列4チャネルを傘下に収めた恰好になる。

 

6月の逮捕劇

 

「合流」と言えば聞こえは良いが、実質的には「経営難に苦しんでいたカローラ岩手南を元持グループが救済した」(事情通)のが実態だ。

さて、そのカローラ南岩手の社員が、「住居侵入・不同意わいせつ未遂」の疑いで逮捕された。容疑者Aは岩手県奥州市に住む。地元紙の報道によれば、「Aは昨年9月下旬に20歳代の女性宅に侵入した」という。

本件についてカローラ南岩手管理部に確認した。以下だ。

Aがカローラ南岩手(当社)に在籍していたのは事実。2025年4月に入社した。見習い期間中の6月11日に逮捕された。

翌日の12日になってAの母親から連絡があり逮捕を知った。7月24日に釈放された。Aと母親からは、「迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪があり、A本人の申し出により自主退職したという。

事件が発覚した理由は不明だが、カローラ南岩手の説明が事実なら、同社に対してAは女性宅侵入の事実を隠していたことになる。採用の経緯が気になるところだ。

マガジンX
スポンサーリンク