世界各国で販売されているカローラクロスは左右ヘッドランプ間にブロックメッシュ状のラジエターグリルが備わっているが、日本仕様は本来グリルが鎮座する位置にボディ同色ガーニッシュが装着されて異なる表情に仕上がっている。これは、じつは中国でカローラクロスの兄弟車として売られているフロントランダーの顔を拝借したものだ。

カローラクロスの海外仕様

カローラクロスの国内仕様
そのカローラクロスが5月9日にマイナーチェンジでリニューアルされる。エクステリアはアーバンテイストが強まって全長が短縮されるとのことなので、タイで先行販売されている顔つきにアップデートされるかもしれない。このほか、最上級グレードに採用されている18インチアルミホイールが新形状に差し替えられ、ヘッドランプはデザイン変更に合わせてターンシグナルに新機構が織り込まれるとの情報もつかんだ。
さらに注目すべきは、新しいパワートレインを引っさげて新グレードが仲間入りすることだ。

24年からタイで販売されているカローラクロスのマイナーチェンジ版
なお、カローラクロスのマイナーチェンジとともに、セダン/ツーリング/スポーツも内容が見直されてHEVのみに集約される。以前にマガジンXでスクープしたとおり、カローラ・アクシオとフィールダーの生産終了が先ごろ正式に告知されたが、現行セダンとツーリングがそのポジションを引き継げるよう、対策がなされる。詳しくは明日(2月26日)発売のマガジンX 4月号を是非ご覧ください。
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