【東京オートサロン】メーカー各社の出品車両がアツイ!

スポンサーリンク

千葉県・幕張メッセで開催中の東京オートサロン。ここでは国産メーカーが出展している主なクルマを紹介したい。

トヨタGRヤリスMコンセプト
2L直4ターボがミッドシップ搭載されたマシンで、スーパー耐久レースへの参戦が計画されている。前後フェンダーが拡幅され、トレッドが広がっていることを物語っている。当然フロントノーズにエンジンは存在せず、駆動系のみが収まっている。過去に本誌でスクープした新生セリカ(ミッドシップ4WD)への足がかりとなる先行開発車両と見て間違いない。
 

トヨタGRヤリス・ニュル24h参戦車両
6年ぶりにニュル24時間レースに参戦するマシンには8速ATモデルを起用。トヨタGAZOOレーシングとルーキー・レーシングが一体となり、TGRRなる呼称が生み出された。まだチーム体制は正式発表されていないが、ルーフサイドにはモリゾウ、豊田大輔、石浦宏明、大嶋和也の4名の名前が記されている。

トヨタGRヤリス・エアロパッケージ
可変式リアウイングや前後ホイールアーチから空気を抜くダクトなど6点のパーツが装着され、空力特性と操安性の向上をめざしたモデル。まだプロトタイプではあるが、近い将来、売り出されそうなほど完成度は高い。

日産R32型GT-R・EVコンバージョン
23年3月から社内の有志エンジニアが製作してきたR32型スカイラインGT-RのBEVモデル。メーターパネルなど随所がデジタル化されているものの、当時のアナログ素材が忠実に再現されている点がユニークだ。その開発秘話はマガジンX次号に掲載予定なので、ぜひチェックしてください。

日産エクストレイル unwindコンセプト
ツヤ消し塗装が施された現行モデルのラゲッジスペースにエスプレッソ・マシンを装備。エクステリアには専用リアバンパーやJAOS製フェンダーガーニッシュが装着され、リフトアップ・サスペンションとJAOS製アルミホイールで足元を固めている。

日産エクストレイル remasteredコンセプト
過去に出展されたキューブとマーチに続く中古車カスタマイズ例の第3弾で、ワイパーアームやカウルトップ、ステアリングホイール、フロントシートなど100点以上の部品を補修交換。ラゲッジスペースにはオーディオテクニカの音響機器が搭載されている。

日産キャラバン・ディザスターサポートSPEC
日産が東京オートサロンに出展するキャラバン・カスタマイズカーの第5弾で、1年前に出品されたコンセプトモデルから進化。ポータブルバッテリーfromリーフが搭載され、数日間の災害支援活動でチカラを発揮することが想定されている。

ホンダ・プレリュード
エアロパーツが装着されたプロトタイプが初めて黒いボディで現れた(これまで白と赤は公開済み)。有段ギアのようなシフトフィールとアクティブサウンド・コントロールを含む「S+シフト」が初搭載される予定だ。今秋デビュー予定で、価格は600万円に迫るとの見方もある。

ホンダ・シビックTypeR レーシングブラック・パッケージ
シートをはじめインテリア全体がブラックで統一されて落ち着いた印象がかもし出され、インパネとフロントドアの内張トリムにスウェード調表皮を起用。ワイヤレス充電や自動防眩ルームミラーも装備されている。TypeRより100万1000円高の599万8300円。

マツダスピリットレーシング・ロードスター
スーパー耐久レースで得られた知見を生かしたチューンナップ・モデル第1弾で、ロードスターRFと同じ2Lエンジンを搭載。ビルシュタイン製車高調整式ダンパー、トンネルブレース板厚アップ、アルカンターラ内装パーツが採用されて500万円台で秋に発表される。さらに、限定200台が販売される「12R」はカムシャフトやピストン、シリンダーヘッドなどに専用品が用いられて最高出力200psを実現。フルバケットシート、切削加工ホイール、ボンネット・ストライプも装備されて700万円台に設定予定。

マツダスピリットレーシングCX-60 ラリー・コンセプト
もしエンジン縦置きのCX-60でラリーに臨むなら、とのコンセプトを具現化したスタディモデル。フルバケットシートやロールケージ、ルーフスポイラーが装備され、2列目シートは省かれている。

三菱トライトン ヒロミさんカスタムカー
トライトンのアンバサダーを務めているヒロミさんが監修したドレスアップ・モデル。ローダウン・サスペンション、ツヤ消しブラックにラッピングされたメッキパーツで大人っぽい雰囲気を狙ったという。

三菱アウトランダーPHEV NIGHT SEEKERコンセプト
KONAMIのアクションゲームであるメタルギアソリッドにインスパイアされたコンセプトカー。過酷な道でも確実にゴールに到着できるクルマ作りをめざす三菱の理念と、本格派潜入ミッションが繰り広げられるメタルギアソリッドの親和性が表現されたクルマだ。

三菱デリカD:5 ACTIVE SEEKER
ツヤ消し塗装とグリーンのアクセントカラーが用いられたドレスアップ・モデル。北海道・十勝にある同社のテストコースの地形をモチーフにしたグラフィックスがユニークだ。装着されているアイテムの一部は販売されており、デリカD:5を力強く仕立てられる事例。

三菱デリカミニAXCR 2024サポートカー
AXCR(アジアクロスカントリーラリー)のサポートカーとして実際に2000km以上を走破した車両。リフトアップ・サスペンション、オールテレインタイヤ、エンジンガードが装着されて走破性が高められている。カワイイだけでなく頼もしい一面が垣間見える。

スバルS210
吸気ダクトやエアクリーナー、大口径エキゾーストの低背圧マフラー、専用ECUなどが採用されて2.4L直噴ターボの最高出力が300ps(目標値)に引き上げられる。Sシリーズ第10弾にして初めて2ペダルミッションを搭載。足元にはミシュラン製255/35R19タイヤや専用サスペンション、ブレンボ製レッド塗装キャリパーが装備され、ドライカーボンのリアスポイラーが後ろ姿を印象づける。限定500台が販売される計画で、詳細は春に発表される。

スズキ・フロンクス シーバス ナイトゲーム
都会の夜釣りをテーマに掲げ、SUVにふさわしいアウトドア・テイストと街中に合うアーバン・テイストをミックス。内外装に配された蛍光グリーンのアクセントカラーがインパクトを放つ。

スズキ・ワゴンRスマイル ヨーロピアン・アンティーク
レースやリボン、花柄など随所にカワイイ系の装飾が施されてガーリーな雰囲気が強調されたドレスアップ・モデル。専用デザインされたメーターパネルの文字盤とナビの待ち受け画面は市販化されたら人気を集めそう。

スズキ・ソリオ
まだ詳細は発表されていないが、マガジンX 2月号でスクープしたマイナーチェンジ版が先行展示されている。新エンジン搭載、安全デバイスの進化、電動パーキングブレーキの採用など見どころは多い。

ダイハツ・ミラe:S GRスポーツ・コンセプト
ターボエンジンと5速MTが搭載されたスタディモデルで、かつてのミラTR-XXなどを思い出させる。前後バンパーに専用品が用いられ、内装にはスポーツシートを装備。赤いボディカラーがスポーティさを際立たせている。

ダイハツ・ハイゼットジャンボ エクステンド2
2年前に参考出品されたコンセプトモデルが公道走行可能な状態に仕立てられた。実際にナンバープレートを取得し、モータースポーツ活動のサポートカーとして活用されている。スライド式の荷箱を後方に引き出すと直射日光や雨を回避できるスペースが現れる。

ダイハツ・アトレー ワイルドレンジャー2
防災イベントで活用されているクルマ。個性的なボディカラーが目を引くが、防災グッズが収納されたスライドアウト式キャリアと外部電源が備わっている点も見ておきたい。このほかにも地域に貢献するハイゼットの架装車が出展されている。

 

スポンサーリンク