2025年1月号『ざ・総括。』トヨタ・ランドクルーザー250の記事がnoteから購入できるようになりました

スポンサーリンク

マガジンX 2025年1月号(11月25日発売)に掲載された『ざ・総括。』トヨタ・ランドクルーザー250の記事をnoteにて税込300円で購入できるようになりました。以下は無料公開の冒頭部分です。続きを読みたい方はその下のリンクからご購入ください。

【トヨタ・ランドクルーザー250】

カッコいい高級SUVに…

ヘビーデューティなランクル70に対して、ランクル250は「プラド」後継のライトデューティ仕様だ。ラダーフレームの採用は70と同じだが、フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン独立懸架、ステアリングは電動パワステ、AWD(全輪駆動)メカは70と同じセレクディブ(選択式パートタイム4WD)ではなく、トルセンLSD付きフルタイムAWDと、古典的な70に対して250は「いまどきの乗用車」に仕上げている。本誌評価陣は「やはり70の素直さにはかなわない」「乗用車と共通の装備をオフローダーに無理やり入れたネガが出ている」と評した。

70とはまったく別モノ

エンジニアリングコンサルタント(以下=エ) 次はランクル250だ。日本での発売は2024年4月18日で、3年前の2021年6月に発売された300が豪華仕様だとすると、この250はカジュアル&スポーティの位置付けと言っていいだろう。ランドクルーザー・シリーズの中核モデルだとトヨタは言うが、スタート価格520万円で上級グレードは700万円台になる。

チューニングショップの社長兼エンジニア(以下=チ) 今回、皆さんに乗ってもらったのは最上級グレード「ZX」の2.8ℓディーゼルターボで、アイシン製のダイレクトシフト8速ATを組み合わせている。車両価格735万円にオプション価格68万円だから、諸費用込みで800万円を超える。

自動車業界の事情通(以下=通) もはや普通のクルマ選びの範疇とは言えない価格だな。ランクル70が安く思えてくる。3列本革シートで装備はひととおり揃っているから、タフなラダーフレームのSUVで、しかも70にはない機能が満載という設定だな。

ベテラン実験ドライバー(以下=T) 結論を言ってしまえば、これは★3つの普通のSUVだ。カッコはタフなオフロード系だが、走ればべつに硬派でも何でもないSUVという印象だ。

部品メーカーのエンジニア(以下=部) これならラダーフレームを使う必要もない。モノコックボディにして、もう少し軽く作って、デザインはさらにモダンに…という路線でいいんじゃないか? ランドローバー・ディフェンダーみたいに。

続きを読む

https://note.com/magazinex/n/n1b79363ce4db

■マガジンX本誌(紙/電子書籍)の購入はこちら https://www.mag-x.com/

スポンサーリンク