昨日トヨタが届け出たプリウスのリアドアハンドルのリコールについてメーカーから販売会社に通達が出されたので、そこから読み取れる内容をお伝えする。
対策品が準備できるまではヒューズを取り外して手動開閉の暫定措置を取ることは公表されているとおりで、これから納車される車両も同様の措置が施された上でユーザーに手渡される。
また、所有しているオーナーやこれから納車されるユーザーには乗車中リアドアを施錠するよう、呼びかけが行われる。
では、対策品の準備が整うのはいつか。いまのところ、販売会社に対しては6月以降との通達が出ている。
グループ企業も含めてトラブルが相次いでいることに焦りを感じたのか、今回トヨタはユーザーに迷惑と不便をかけたお詫びとして各ディーラーに1台あたり5000円を上限とした「お詫びの品購入費」を実費で支援する。カタログギフト、金券、菓子折り、メンテナンス用品など、どんな品物をユーザーに渡すかは各ディーラーに任される。
対象台数は約13万5000台なので、その金額はざっくり6億7600万円! ユーザーの心をつなぎとめるためなら、トヨタにとっては安い金額なのかもしれないね。