受注停止が続いていて再開のメドが立っていないアリアは、リーフに続く日産渾身のBEV(電気自動車)として20年夏にアンベールされた。本来ならそのまま発売へと進むはずだったが、コロナ禍で半導体の調達が困難になり、受注は約1年後の21年6月にスタートした。その混乱は今日まで尾を引き、B9に至ってはまるで“なかったこと”のように公式サイトから姿を消した。
こんな状態にもかかわらず、日産はアリアへのモデル追加を検討しているようだ。それを裏づけるテストカーが欧州に現れ、なんとニュルブルクリンクを走った。10月26日発売予定のマガジンX 12月号(電子版と紙の雑誌をご用意しているほか、書店・一部コンビニでもお買い求めいただけます)では、その時の様子をナマ写真でお伝えするとともに、追加モデルのディテールを分析しているので是非ご覧ください。