欧州ホンダがシビックe:HEVをワールドプレミアした。
ルックスは販売中のガソリン車と同じだが、パワートレインには熱効率41%の2Lアトキンソンサイクル直4エンジンと2モーター式のハイブリッド機構が搭載されている。e:HEVはヴェゼルなどに採用済みの機構で、シリーズ式HEVとしてエンジンで発電してモーターで走り、高速域ではエンジン直結状態に切り替わる。システム出力は183ps/315Nmで、WLTPモードで20km/Lをマークする。
ドライブモードはエコ、ノーマル、スポーツ、そして新設のインディビジュアルに切り替えられる。
埼玉県・寄居工場で生産されて今秋から現地で販売されるシビックe:HEVは、初夏までに国内でも発表されるだろう。
なお、オンライン会見ではシビックe:HEVのアンベールとともに、ヴェゼル・ベースのBEVであるe:Ny1、Cセグメントの新しいSUV(マガジンXでスクープした、シビックとコンポーネンツを共有するZR-V)、そして次期CR-Vも23年にヨーロッパに投入することを告知。CR-VにはプラグインHEVも新設定される(現在は中国向けのみに設定)。