プジョーが新しいロゴマークを公開した。11年ぶりに刷新された新しいロゴマークは11代目にあたり、プジョーのグローバルブランドデザインスタジオで生み出された。
もちろん、おなじみのライオンが踏襲されているが、胴体が省かれて顔だけに戻され、懐かしのロゴマークを思い出させるデザインに変わった。より力強く、そして認識のしやすさを狙っての変更で、社名とともにワッペン状に囲われたのも同じ理由に起因している。
まずはウェブサイトに用いられ、実車ではまもなくアンベールが予定されている次期308が採用車の第1弾となる。併せてディーラーの看板などにも起用されていく。
かつてシトロエンを切り盛りし、現在はプジョーのブランドCEOを務めているリンダ・ジャクソンさんは「ロゴマークは消費者が最初に出会う第一歩の部分」として重要性を説いた。また、FCAとの統合で生まれたステランティスと関係しているのか?との質問に対しては「それよりも前からロゴマークの変更は検討していた」と答えた。
新しいロゴマークの制定に合わせてブランドキャンペーン「LIONS OF OUR TIME」も始まり、豊かな時間を提供するブランドイメージが打ち出される。