保有台数はまだ増え続けているが

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保有台数はまだ増え続けているが

 

自動車検査登録情報協会から今年3月末時点の日本の自動車保有台数が発表された。それによると国内の総保有台数は8184万9782台。四輪車は7815万1466台だった。内訳は登録車が4718万5219台、軽自動車が3096万6247台となっている。四輪車に占める軽自動車の割合は39.6%に達している。

国内の自動車保有台数は統計を取り始めた1966年(昭和41年)からほぼ一貫して増加を続けてきた。2008年の(平成20年)の7908万台あまりから2011年(同23年)の7866万台まで4年連続して前年割れとなったが、以後はふたたび増加に転じて現在に至っている。

保有台数が8000万台を超えたのは2014年(平成28年)。今年3月については前年比6万台あまりの増加にとどまっている。平成31年3月末時点での車種別平均車齢は乗用車が8.65年で27年連続して延びている。貨物車は11.42年。また、同年における平均使用年数は乗用車が13.26年、貨物車のそれが15.17年だった。

今後、我が国は少子高齢化と人口減少がどんどん進むと考えられている。実際、今年7月1日現在の人口(概算値)は1億2596万人で前年同月に比べて30万人も減った(総務省統計局調べ)。これにともない自動車保有台数も令和3年3月末時点で減少に転じる可能性もある。

文/神領 貢(マガジンX編集長)

出典:自動車検査登録情報協会。データの詳細は同会のホームページで確認してください。https://www.airia.or.jp/publish/statistics/trend.html

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