欧州で公開のホンダe、約350万円から

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ホンダがフランクフルトショーで同社初の量産EVとなる「ホンダe」の市販版を公開した。

N-ONEの兄貴分を思わせる愛らしいルックスで、後輪を駆動するモーターの出力は136psと154psの2種類から選択可能。35.5kWhのバッテリーが搭載されていて航続距離は220km(カタログ値)をマークする。315Nmの最大トルクにより、0→100km/h発進加速を約8秒でこなす。日産車と同じく、回生ブレーキを活用することでワンペダル運転が可能。

外観にはフラッシュサーフェスを実現するポップアウト式ドアハンドル、ドアミラーに代わって6インチ画面に後方の様子を映し出す左右カメラを装備。一方、インパネには12.3インチのタッチスクリーンを含む5つの画面が並び、インフォテイメントなど多彩な情報がワイドに表示される。「OK、ホンダ」と呼びかけることで起動する音声認識のアシスタント機能も採用されており、使うほどにユーザーの嗜好を学習していく。

ドイツでの価格は136psのエントリーモデルが2万9470ユーロ(約350万円)、154psの高出力モーターやプラスアルファの装備が含まれる上級グレード「アドバンス」は3万2470ユーロ(約385万円)。最初のデリバリーはドイツ、英国、フランス、ノルウェーにて20年夏から始まる。

 

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