住友ゴムグループの二輪車用タイヤ販売会社であるダンロップモーターサイクルコーポレーションは、8月7日(日)に「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」の一環として実施した、二輪車用タイヤの安全点検結果を集計した。今回の点検では、タイヤの整備不良は90台(点検台数626台)と、約7台に1台の割合で確認されたという。
この点検活動は2012年から毎年※、8月19日の「バイクの日」前後に全国の道の駅やレストハウスなどで実施しており、4回目となる本年は全国6カ所で実施した。当日はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝チェック、タイヤ表面の損傷、摩耗度合いなどを調べる外観点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明したチェックカードを配布するなど、ライダーにタイヤの日常点検の重要性を訴求した。
全国で626台の車両を点検した結果、タイヤにかかわる整備不良は全点検台数のうち90台(約14.4%)で、その内訳は(重複含む)タイヤの残溝不足が54台(8.6%)と最も多く、以下ヒビ割れが28台(4.5%)、偏摩耗が14台(2.2%)、損傷が6台(1.0%)という結果だった。なお今回の点検により、2012年からの累計点検台数は2,275台となったそうだ。
DUNLOPでは今回の点検結果を踏まえ、今後もライダーに安全で正しいタイヤの使用方法や管理方法などを伝えていきたいという。