《web限定SCOOP!》日産アリアのマイナーチェンジ詳細を早出し公開

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ジャパン・モビリティ・ショーで初公開された日産アリアのマイナーチェンジ版に関する詳しい情報を入手したので、当サイトをご覧のみなさんにお伝えする。

出品車両で明かされたように、フロントマスクの黒ガーニッシュは取り払われてボディ同色に変更され、BEVらしい表情が与えられる。これに伴ってADASのレーダーはCIマーク付近からバンパー下部のインテーク内に移される。

足元では20インチのホイールカバーが新デザインに変更される。19インチ用は変わらないが、e-4ORCEではブラックに塗装されて精悍なイメージがかもし出される。

ボディカラーではディープオーシャンブルーP/ブラックルーフが廃止され、モビショーで公開された日産初採用のプラズマグリーンP/ブラックルーフ(その名もヒスイノヒカリ)およびディープクリムゾンP/ブラックルーフが選択肢に加わる。

内装ではオプション設定のナッパレザーシートの色がブルーグレーからホワイト&グリーンに見直されて軽快な雰囲気が演出される。また、標準設定されている合皮コンビシートのうち、グレーは廃止されてブラックに集約される。

なお、最上級グレードのB9プレミアが廃止されるのに伴い、同グレードの専用装備でもあった本革シートと20インチタイヤ&アルミホイールは単独オプションとして用意される(本革シートは全車に、20インチタイヤ&アルミホイールはB9に設定)。

アイランド型のセンターコンソールにはワイヤレス充電が含まれているが、これによってコンソールボックスの収納スペースが制約を受けている。そのため、マイナーチェンジではワイヤレス充電がボックスの外に移され、容量が0.6Lから2.6Lに拡大されてティッシュボックスも収納可能になる。

現行モデルのワイヤレス充電はコンソールボックス内に設置されていて収納スペースを奪っている。

これまで評価の低かった乗り心地も改善される。現行モデルよりもセッティングを柔らかくすることで揺すられる感覚を低減。路面からの衝撃を吸収する効果も引き上げられる。

新型リーフで実用化されたアイテムが横展開されるのもニュースだ。
具体的には、アクセルOFF時に車速を制御して前走車の手前で自車を止めるディスタンス・コントロール、ナビとリンクする自動バッテリーヒーター&急速充電時のバッテリー温度制限緩和、Googleマップ/アシスタント/プレイ、後席リマインダー、外部給電コネクターが全車に標準化される。ドアミラーにリバース連動機能が、プロパイロット・パーキングには白線のない場所でも駐車可能なメモリー機能が織り込まれる。

逆にプロパイロットからはナビリンク機能(カーブ減速支援および制限速度支援)が、プロパイロット2.0からは高速道路のインターチェンジなど分岐での走行支援機能が省かれる。
前後ターンシグナルのシーケンシャル機能(流れるウインカー)、フロントフォグランプ、加速音を再現するアクティブサウンド・コントロール(e-4ORCE専用装備)も廃止。

このマイナーチェンジ版は今年度中に発売される予定で、それに先立って12月中にも発表される見通しだ。

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