ガソリン税と軽油引取税 暫定税率廃止は同時が筋

ガソリン税と軽油引取税

暫定税率廃止は同時が筋

ガソリン税の暫定税率の年内廃止が視野に入ってきました。一般国民ウケするのはユーザーの絶対数が多い「ガソリンの暫定税率廃止」ですが、景気浮揚や担い手維持を考えるなら働く車が使う燃料である軽油引取税における暫定税率廃止が優先されるべきだと思います。

少なくともガソリン税、軽油引取税、LPガス税それぞれの暫定税率廃止を同時に行うべきと考えます。代替財源を求める総務省と財務省の抵抗は大きいでしょうが。

なお、事業者には別途補助金が積まれているので、イマイチ、「暫定税率廃止」のロビー活動に業界団体は迫力がないように感じます。

先日、マツダに対して「ディーゼル乗用車を多数売っているのだから軽油引取税の暫定税率廃止に声を出すべき」と伝えました。

尤もマツダ自身、ディーゼル離れに向かっていますから軽油引取税の暫定税率廃止議論に及び腰なのが透けて見えはしますが。