スクープ! 関西万博の「eムーバー」 走行中に作動停止の恐れ

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スクープ!

関西万博の「eムーバー」

走行中に作動停止の恐れ

10月13日の会期終了まで残り1ヶ月余りとなった大阪万博。シャトルバスとして「EVモーターズジャパン(EVMJ)」が輸入供給するバッテリーEVバスで、「走行中に突然前輪ロックする恐れがある」(事情通)との情報が入って来た。事情通が続ける。
「モーターフランジの破損具合にもよりますが、駆動輪(後輪)ロックでスリップ、横転が発生する恐れがあります。大きな人的損害が発生する可能性が否めません」。同型バスは自動運転機能でも不具合が出ているのはご存知の通りだ。
本件、EVMJは不具合について近畿運輸局に届け出ている。当局は「近畿運輸局を通じて状況は把握していて、輸入したEVMJに対して早急に不具合を解消するよう指導しています」と説明する。
本日の中野国交大臣会見で、中野さんは「複数の不具合が、多発している。バス以外も含めて総点検を実施する。委託先の品質管理を求めた。総点検の結果を踏まえて(運行停止等は)判断したい」。記者は即時運行停止すべきと話した。
 
コトは人命に関わる。国は指導を強化し、EVMJ が輸入したEVバスの即時運行停止を指示し、万全を期すべきだ。
取材 文/神領 貢/マガジンX編集長
マガジンX
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