
今回の手直しではラジエターグリルが変更され、デイライト採用とターンシグナルのLED化で先進感が強まった。一部グレードではバンパー下部がツヤありブラックに変更され、サテンシルバー調のアクセントとともにドレスアップ感を演出。アルミホイールの形状も一新された。
内装ではインパネ上部がブラック変更されて洗練された。また、オプション設定のナッパレザー内装はタン色からブラウン色にリニューアルされて上質感に磨きがかかった。前後席に用意されているUSB端子はタイプCに変更。
インフォテイメント系では、海外仕様に続いて国内向けにもGoogleのマップ、アシスタント、プレイストアを採用。スマホを連携させれば使い慣れた環境がそのまま利用できる。また、コネクトアプリでプレ空調、ドアロックのリモコン操作も行える。
アラウンドビューモニターには自車の周りが360度確認できる3Dビューと、フロントノーズで隠れた路面を擬似的に確認できるインビジブルフードビューを日産国内初設定。
用品パッケージのSOTOASOBIパッケージ(24万1425円)は飛び石からボンネットフードを守るとともにフロントマスクを引き締まった印象に変えるプロテクションシールド、フェンダーガーニッシュ、専用エンブレムで構成されている。
併せて先代エクストレイル用のSOTOASOBIパッケージも設定された(24万2997円)。
日産モータースポーツ&カスタマイズが手がける特装モデルの追加も見逃せない。
NISMOはコーナリング限界の高さ、伸びのある加速、フラットで質感の高い乗り味がウリ。カヤバ製スイングバルブがダンパーに用いられている。また、e-4ORCEは後輪の駆動力配分が増やされ、高いライントレース性を実現。足元には20インチのミシュラン製パイロットスポーツEVが与えられ、サスペンションとパワステにも専用チューンが施されている。
外観ではダウンフォースを強化するフロント&サイドシルスポイラーを装備。リアバンパーにはディフューザーとフォグランプが配されている。
赤いアクセントカラーが配されたインテリアにはレカロ製スポーツシートもオプションで用意されている。
税込み価格は541万6400〜596万2000円。
タフギアの印象を存分なく発揮するロッククリークには溶岩をイメージしたラバレッドのアクセントカラーがフロントグリルやバンパー、アルミホイール、シート、インパネ、ステアリングホイールなどに配されている。防水シートが標準化されているのも嬉しい。475万6400〜488万6200円。



AUTECHにはパフォーマンスダンパー、ミシュラン製プライマシー4、専用チューンドのサスペンションとパワステが備わるスポーツSPECが加わった。加速フィールと前後駆動力配分も専用の制御に変わっている。590万1500円(AUTECHは514万1400〜)。