《次号予告》SCOOP!タイに200億円超を投資して次期CX-3を年10万台生産するマツダ

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タイの経済不調が長引き、日系ブランドが煽りを食っている。

経営不振にあえぐ日産は初夏にも工場を集約する方針を明らかにしている。ホンダはアユタヤでの車両生産を打ち切ってプラチンブリに集約する。また、スバルは19年にノックダウン生産を始めたが、わずか5年で見切りをつけて24年末に工場を閉鎖した。スズキは12年にタイ工場を開設してピーク時には年6万台の生産を誇ったが、23年度の組み立て台数が約7500台まで落ち込んだことを受けて閉鎖を決めた。

このように日系各社がタイと距離を置き始めて事業縮小に動く中、マツダは現地での生産&販売体制を強化する。具体的には、フォードとの合弁で30年前に設立したオートアライアンス・タイランドに50億バーツ(約219億円)を投資してコンパクトSUVのハブ拠点(年産10万台)へと整備する。

このコンパクトSUVは次期CX-3と見て間違いない。現行モデルはデビュー当初、広島県・宇品工場で生産されていたが、北米とヨーロッパでの販売打ち切りに合わせて国内での組み立てが終わった。その後も国内では販売されているが、現在はタイ産(すなわち輸入車)に切り替わっている。

明日(3月26日)発売予定のマガジンX 5月号では外観デザインを予想し、マツダが描くスモールカー戦略のアウトラインを予想している。

電子版:https://www.mag-x.com/shop/products/detail.php?product_id=362
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