今になって「広報通せ」の金融庁！？

不祥事続きの保険業界。ここを所管するのが金融庁保険課だ。自賠責保険の繰戻しが実現しない問題以降、マガジンXは保険課に直接取材してきた、情報も提供した。

当たり前である。保険課が保険業界をウォッチしているのだ。それでこのていたらくである。

本日、同庁広報室から「保険課は多忙だから、これからは広報室を通してくれ」と言ってきた。
無礼千万である。わざわざ直接話しできるように保険課の担当者とは面着も済ませている。考えがあれば保険課が直接言ってくれば良いのだ。広報を通さないとモノも言えないとは、なんとも情けない。

10年ほど出入りしているが、これまでこんなことを金融庁から言われたことは一度もなかった。
「保険課が多忙なのは当然だ。業界の不祥事が多発しているのだから。記者からの問い合わせが増えるのも、また当然だろう」と返した。

30分ばかり電話で応酬したが、決着がつかないので来週、編集部で広報担当者と面着する。

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