新納損保協会会長会見要旨。
⚫︎一年を振り返って変えなければならないことと守らなければならないことがある。協会長としてお客様本位の営業姿勢に向けてスタートを切ったばかり。
能登半島地震で保険金支払いの迅速化を図っていたのを現地で見た。信頼される業界に生まれ変わる。
⚫︎金融庁の報告書案について。
独禁法に抵触しない形で。
第三者評価制度、自主規制機関など論議すべき課題はある。
過度な便宜供与の解釈について会社ごとに認識の違いがないようにして行かなければならない。
⚫︎自主規制機関について。
まだ案段階。最終報告書を受け取ってから考える。当局と論議を深めたい。
⚫︎必要性について。
代理店を管理監督するのは保険会社の勤め。検討すべきことはまだまだある。
今年度手を打って来た。抜本改革PTで各社の取り組みを共有した。
⚫︎大型兼業代理店の情報漏洩対策について。
各社調査を進めている。6月末メドに結果を公表できるよう調査を進めている。その後、話しをしたい。根っ子の原因究明を完了させてから。
⚫︎構造問題に対する意識について。
損保と代理店との関係は通常の枠内に入っていたのか、はみ出していたのか。行き過ぎた関係性は正すべき。お客様本意、フェアに提案できるように正していきたい。
⚫︎ディーラーに対するテリトリー制について。
「比較対象制度」について。判断はディーラー側がするもの。比較対象販売が損なわれるのはいけない。選ばれた損保としてしっかりやっていくことが大切。ご指摘のディーラーについては、以前から信頼関係を築いて来た。長い取引の中での話。ディーラーの判断は間違っていなかったと考える。
⚫︎自動車メーカーの認証不正について。
影響が出るのか注視している。
