ステランティス・ジャパンがプジョー408を発表した（発売は7月1日）。1.2L直3ターボが429.0万〜499.0万円、1.6L直4ターボPHEVが629.0万円。
国内発売を記念して同時リリースされた「ファースト・エディション」にはナッパレザーシート、パノラマ・サンルーフ、Focal製オーディオ＆10スピーカーが特別装備されている。669.0万円、限定80台。
同社の打越晋・社長は報道発表会で「8つあるステランティスのブランドの中で、プジョーはもっとも電動化が進んでいる」と切り出した上で、プジョー初のファストバックとクロスオーバーを融合させたモデルにあたる408を紹介した。
また、今回の発表に合わせ、ステランティスでインド＆アジア太平洋地域の販売事業を担当しているビリー・ヘイズ副社長が来日＆登壇し、プジョーにとって日本が大切なマーケットであることに言及した。
408の外観は彫刻を思わせる彫りの深い造形で構成されており、ルーフにもキャラクターラインが配されている。また、上級グレードのフロントグリルにボディ色のグリッドが散りばめられている点もユニークだ。もちろん、フロントにはライオンの牙をモチーフにしたデイライトが、リアには爪をイメージした3本ラインのLEDランプが採用されていて近年のプジョーに共通して見られるデザインが織り込まれている。最低地上高は170mmに設定されている一方で、全高は1500mmに抑えられている。
内装には小径ステアリングに代表されるｉコックピットが採用され、インパネ中央には10インチのタッチスクリーンが備わっている。ラゲッジ容量は536〜1611L。
408の日本導入に伴い、ステランティス・ジャパンはアンバサダーに俳優＆ダンサーの森山未來さんを起用した。発表会に出席した森山さんは「今日はライオン（を思わせる）モリモリな髪型で来た」と挨拶した後、408の見どころを説明した。今後6カ月間にわたってスペシャルムービーなどのコラボ企画が予定されているという。
