トヨタがレースの場を市販車開発の一環として活用し始めてから久しい。過去にはLFAやCーHRがニュル24時間レースに参戦し、モータースポーツ好きだけでなく、多くのクルマ好きをも沸かせたことは説明するまでもない。最近の事例だと水素エンジンを搭載したカローラ・スポーツの出走が印象深く、参戦を重ねるごとに出力アップを遂げて確実に進化している。
その耐久レースでは水素エンジンばかりが注目されているが、カーボンニュートラル化に向けた他の取り組みも行われている。そのひとつがカーボンニュートラル燃料の活用で、こちらは86/BRZを使って実証が進められている。
ここに着目し、マガジンXスクープ班が次期86を大胆予想。パワートレインは直3ダウンサイジング・ターボとモーターを併用したハイブリッドに、シャシーにはトヨタが開発を進めているFR軽量プラットフォームが起用される公算が大きい。モデルチェンジでコンポーネンツが自社製に切り替われば、組み立てもスバルへの委託ではなく自社の工場で行われる可能性が高い。
明日(2月25日)発売予定のマガジンX 4月号(電子版と紙の雑誌をご用意しているほか、書店・一部コンビニでもお買い求めいただけます)では周辺状況から予想される次期86の正体を予想しているので、数年後の発売に先がけて思いを馳せてみませんか?