斉藤国交大臣、「明日、東北新幹線の脱線現場を視察する」

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3月18日の斉藤国交大臣会見要旨。
道路の除雪費用に関する地方公共団体への追加支援。557億円を配分。過去最大。

質疑応答。
Q 地震の影響について。
A 常磐道南相馬新地インターが不通。本日昼ごろめどに上下線の通行止め解除の見通し。
他は応急復旧を完了した。

A 東北新幹線の脱線により、那須塩原と盛岡間で運行停止している。電柱の傾斜も見つかった。
21日までは運転を見合わせる。当面全線運転再開はできない見込み。
斉藤大臣が脱線箇所に行き、JR東日本の説明を受ける。代替輸送を随時開設している。高速バス、航空便、在来線での臨時列車運転も行う。

A 被災地支援については、震度6強の地域にはリエゾンを派遣し、テックフォースも派遣した。震度5弱の地域とはホットラインを開設した。

国交省の現場力を最大限発揮し、被災地に寄り添う。

Q 脱線事故は想定できたのか?
A 現在、運輸安全委員会が調査中。新幹線の脱線対策については、構造物の耐震補強、早期検知システム、脱線レール逸脱防止対策の三つの対策を進めている。
対策の検証をしっかりやりたい。

Q 道内の2月の大雪に対するJR北海道の対策について
A 複数の路線で長期の運休がつづいた。一昨日、中間報告があった。4項目が柱。
状況の即時把握、早めの運転規制。
災害級の人的、物的強化
顧客への情報提供
除雪の能力強化
しっかり指導したい。

Q GOTOトラベル再開の見通しについて。
A 総理より引き続き注意深く検討するとした。事業再開については、関係省庁、識者と連携する。適切な時期が来たら対応する。

Q 熊本県のJR九州による肥薩線の復旧について。
A 大臣就任後につぶさに視察した。歴史ある路線。非常に大きな被害を受けたのを目の当たりにした。熊本県と検討会議を立ち上げた。復旧費についての報道は承知している。コメントは控える。

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