web限定SCOOP!東京オートサロンで限定500台のGRMNヤリス初披露

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マガジンXでスクープしたGRヤリスのハイパフォーマンス版にあたるGRMNヤリスが年明け1月に東京オートサロンでアンベールされることが判明した。正式発表に先がけてマガジンXが独占キャッチした情報をweb限定スクープとしてお届けする。

webGRMNGRヤリスRZハイパフォーマンスをベースに仕立てられるGRMNヤリスはプロドライバーが開発に参画したコンプリートモデルで、3つのタイプが用意されて合計500台が限定販売される。ラインナップされるのはベースグレード(標準車)、オンロードでの性能を追求したサーキット・パッケージ、ラフロードでの走破性を極めたラリー・パッケージの3タイプ。サーキットおよびラリーの各パッケージはモータースポーツでのタイム短縮に主眼をおいて開発されたモデルだ。

これまでマガジンXでは最高出力が272psから300psに引き上げられるのではないか?と予想してきたが、300psエンジンはGRカローラのために「キープ」されてGRMNヤリスには採用されない。ただし、最大トルクは37.7kg-mから39.8kg-mに引き上げられる。ミッションは変速比がクロスレシオに変更され、強化クラッチを起用。また、LSDはトルセン式から機械式に差し替えられる。
ボディサイズは全長3995mmをそのままに、全幅は10mm広がって1815mmに、全高は10mm低い1445mmに下がる。最低地上高も10mmダウン。また、スポット溶接の打点が545カ所も増やされるというから、ボディ剛性は大幅に高まるはずだ。
リアシートは省かれて2人乗りに変わり、CFRPパーツの採用と相まって車重は30kgも軽減、ベースグレードは1250kgにとどまる(サーキット・パッケージは1260kg)。
ボディカラーはプラチナホワイトP、プレシャスブラックP、エモーショナルレッドIIのほかにGRMN専用色としてグレーMマット(ツヤ消し塗装)も用意されるが、こちらは限定50台に限られる。

東京オートサロンでの発表に合わせて特設ウェブサイトでの予約受付が始まり、2月中旬に抽選が行われて商談権が決まる。生産は7月に始まり、約半年かけて500台が生産&納車されていく。

高い性能に加えて、GRMNヤリスではユーザーに合わせたパーソナライズ・プログラムもセールスポイントに掲げられる。これはオーナーの運転スキルに合わせてクルマをソフトウェアとハードウェアの両面から最適にセッティングして手足のように動かせる感覚を実現するもの。希望者は4〜6月に行われるデータ取りの有料イベントに参加する必要がある(パーソナライズせずに生産された状態のまま購入することもできる)。
また、23年春と秋には購入者を対象にしたアップデート・プログラムが実施される。こちらはレースを通じて得られたデータを元にエンジンや駆動系を強化するプログラムで、有料で受けられる。

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