ボルボがBEV専用モデルのC40 Recharge(リチャージ)を発表した。税込み価格は719.0万円。
このC40にはXC40から採用されているCMAプラットフォームが使われ、クーペ風のボディが組み合わされてモダンかつ洗練された印象に仕上がっている。フロントには84個のピクセルLEDが用いられたヘッドランプを採用。また、頭上には開放感を得られるパノラマルーフが備わっている。
内装はホルボとして初めて完全なレザーフリーを実現。同社は今後もBEVでは本革を使わないレザーフリーを推進していくという。また、カーペットには100%リサイクル素材を使用。
インフォテイメント系にはすでにXC60にも採用されているGoogleとの共同開発システムを起用。Googleマップ、Googleアシスタント、ボルボ独自のアプリが活用できる。
駆動系には前後ツインモーターが用いられて300kW(408ps)/600Nmをマークしている。78kWhのリチウムイオン電池が搭載され、航続距離は約485km(WLTCモード測定値)に達する。150kWの急速充電器に接続すれば約40分で80%まで充電が可能だ。
他社でも見られるワンペダルドライブ機能により、アクセルペダルを緩めるだけで減速して停止する。積極的に回生することで航続距離の伸長も実現。回生レベルは2段階から選べる。
ボルボが販売するBEVはすべてオンライン販売に限られる。C40に関しては、まず限定100台をサブスクリプションで提供(抽選販売)。税金や自賠責保険、任意保険などが含まれた状態で月額11万円で乗れる。3カ月前までに申し出ればペナルティなしで解約できるので、BEVに興味はあるけれどライフスタイルに合うだろうか?と迷っているユーザーには朗報だろう。抽選販売の申し込みは11月30日の正午まで受付中。
なお、22年1月には公式オンラインサイトが開設されてサブスク以外のファイナンス・プログラムで販売される計画だ。