S660のラスト1年を飾る特別仕様車

本田技術研究所設立50周年を記念した商品企画の提案から始まったS660。15年4月に発売され、モデューロXの追加などを経て累計3万台以上が販売されてきた。そのS660が22年3月をもって生産終了になることが発表された。マガジンXで過去にスクープしたとおり、次期モデルの開発が行われていなかったことが証明された。

最後の特別仕様車としてモデューロXバージョンZが登場した。ソニックグレーPのボディカラーにブラッククロームのエンブレム類が組み合わされ、アルミホイールとスポイラーもブラック仕立てに。

 

内装にはカーボン調パーツ、レッドのドアトリム、ロゴ入りプレート、バッグなどが特別装備されている。税込み価格はベース車より10万7800円アップの315万0400円。

有終の美に向けてホンダはS660との動画や写真を募集しており、それらをつなぎ合わせてムービーを製作する予定だ。Twitterで投稿する際には公式アカウント（@weloves660）をフォローしてからハッシュタグ #WELOVES660 をつけよう。