ロールスロイス新型ゴーストが日本上陸。そのお値段は…

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9月1日にワールドプレミアされたロールスロイスの新型ゴーストが早くも日本デビューを果たした。税込み価格は3590.0万円、ホイールベースが170mm長いエクステンデッドは4200.0万円。デリバリーは21年1月から始まる。
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09年に発表された初代ゴーストはロールスロイス史上もっとも成功を収めた車種で、最多販売台数を記録。その2代目はゼロから開発し直され、継承された部品はノーズ先端のマスコットとして有名なスピリット・オブ・エクスタシーと、リアドアに内蔵された傘だけだという。
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新型ゴーストのデザインコンセプトは「ポスト・オピュレンス(脱贅沢)」。これは建築やファッション、ジュエリーなどの分野で広まっている動きで、これ見よがしな表現ではなく、素材の価値で高品位をアピール。行きすぎた華美な装飾が省かれているのは、そのためだ。

アルミ製スペースフレームには4WDシステムと4WSシステムが採用されており、フラットな乗り心地を実現するブラナーサスペンション・システムも新採用。具体的には前輪サスペンションの上部に世界初のアッパーウィッシュボーンダンパーが装着され、安定感と快適な乗り心地の実現に貢献している。

ボディには電動式観音開きドアが備わっている。これまでは閉める動作のみ電動化されていたが、新たに開ける際にも電動で操作可能になった。このほか、600m以上先まで照らすレーザーヘッドランプ、ラジエターグリル内側のバーを照らす20個のLEDがフロントマスクに含まれている。ちなみにボディは手作業で溶接され、とくにルーフまわりは職人4人掛かりで製作されているという。
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パワートレインは571ps/850Nmを発生する6.75LのツインターボV12エンジンで、わずか1600rpmで最大トルクを発生。トランスミッションは8速ATだ。
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主要スペック(ゴースト)
●全長×全幅×全高:5545mm×2000mm×1570mm
●ホイールベース:3295mm
●車両重量:2540kg
●パワートレイン:6.75LツインターボV12(571ps/850Nm)
●駆動方式:4WD
●0-100km/h発進加速タイム:4.8秒
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