ジュネーヴショー、2021年開催を断念。開催権の売却を協議へ

ジュネーヴショーを開催している財団が2021年のショー開催を見送ることを決めた。

出展メーカーにヒアリングを行ったところ、財政的な理由から21年の出展は難しそうだ、との回答が多かったことに起因しているという。
今年のショーは開幕直前に中止となり、巨額の損失が発生した。これを補填する目的で財団はジュネーヴ州に資金援助を申し入れ、一旦は受け入れられた。しかし、21年にイベントを開催して同年6月に返済することが条件に掲げられたため、21年の開催を見送ったことで援助を受けられないことになってしまった。
こうした事情から財団はショーの開催権を見本市会場であるパレクスポに売却することを決め、協議を始める。