メルセデスベンツのSUVであるGLEの派生モデル「GLEクーペ」がモデルチェンジで2代目に生まれ変わり、国内でも発表された。デリバリーは6月下旬から始まる。
3L直6ディーゼルターボ（330ps／700Nm）＆9速AT搭載の「GLE400d 4MATICクーペ スポーツ」と、3L直6ターボ（435ps／520Nm）＆電気モーター（21ps／250Nm）搭載の「AMG GLE 53 4MATIC＋クーペ」をラインナップ。後者にはAMG専用のフロントグリルやスポーツシートなど専用装備が数多くおごられているほか、48Vマイルド・ハイブリッドに仕立てられている。
一新されたエクステリアにはシングルルーバーのダイヤモンドグリルが与えられ、なだらかに傾斜したルーフラインや力強いショルダー面、2分割されたリアコンビランプと相まって目新しさが演出されている。ボディサイズは4955mm（先代比プラス65mm）×2020mm（同プラス5mm）×1715mm（同マイナス15mm）で、堂々とした存在感を身につけている。ホイールベースは先代より20mm長い2935mm。
内装にはメーターパネルとディスプレイ画面（ともに12.3インチ）が1枚のガラスカバーで覆われてドアまで流れるようなデザインを起用。
ハンズフリー電動ハッチゲートに加えてエアサスペンションも装備されており、荷物を積み下ろしする際に車高を50㎜下げられる。ラゲッジ容量は先代より70ℓ増。
オプションのハイドロニューマチックにはスタック時にホッピングする脱出モードやコーナーで車体を内側に傾けて遠心力を低減する機能が含まれている。
