ドライブスルー方式PCR検査場の待機・休憩所として「バンシェルター」が大型キャンピングカーを無償提供

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車中泊スポット検索やキャンピングカーのシェアリングサービスなど「バンライフ」のプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)は、医療機関にキャンピングカーなどを無償で貸し出す同社のプロジェクト「バンシェルター」の一環として、静岡県藤枝市が6月中に新たに開設するドライブスルー方式のPCR検査場に、医療従事者が待機・休憩するためのスペースとして大型キャンピングカー1台を提供すると発表した。
藤枝市は、新型コロナウイルスの感染有無を調べるPCR検査を実施するドライブスルー方式の「地域外来・検査センター(PCR検査センター)」を6月から約3カ月間、藤枝総合運動公園と野球場駐車場に設置する予定だ。これは感染の第2波、第3波に備えるもので、市は円滑な検査体制を確立することを目的として「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」に申請、それと同時にドライブスルー・ウォークインPCR検査等導入事業における医療従事者の休憩スペースとして、長期間キャンピングカーをレンタル・設置するために「バンシェルター」にキャンピングカーの提供を申し込んだ。
「バンシェルター」はCarstayと、クルマでの「旅ライフスタイル」を提案するCarLife Japanが共同で、社会貢献活動の一環として発足したプロジェクトであり、約1カ月間、医療機関向けに2台までのキャンピングカーを無償で提供するというもの。期間終了後はCarstayの「バンシェア」を介して有償で継続利用することもできる。
「バンシェア」とは、車中泊仕様車などの車両を使っていないときに有償で貸し出すことのできるシェアリングサービスだが、Carstayでは、緊急事態宣言の外出自粛を受けて活用されずに放置されている“遊休状態”のキャンピングカーや車中泊仕様のバンなどが全国各地で200~300万台あると推定している。そうしたクルマをCarstayの「バンシェア」に登録を加速することで、今回のような緊急事態時での利用促進に活用しようとしている。「バンシェア」では、従来のキャンピングカーのレンタル会社以外にも、スポンサーや個人からも車両の登録を募っており、現在までに累計8台の車両が4カ所の医療機関で無償利用されている。
またCarstayでは、本プロジェクトの助成支援を全国各地から募るため、合計1,000万円の協力資金の調達を目指したクラウドファンディング「CAMPFIRE」も実施中だ。ここで集まった資金は、キャンピングカーの貸出にかかる費用に充当され、約2万円で患者や医療関係者が滞在できるキャンピングカー1台を1日、病院等へ無償提供することができるようになる。また支援者に対しては、金額に応じて新型コロナ収束後に楽しめる各種アウトドアチケットなどのリターンを用意している。
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バンシェルター公式ホームページ https://carstay.jp/ja/vanshelter
CAMPFIREクラウドファンディングページ https://camp-fire.jp/projects/view/257173
バンシェア車両登録 https://carstay.jp/ja/holder

■バンシェルター実行委員会
運営:Carstay株式会社、 株式会社CarLife Japan
協賛:株式会社ワンズネットワーク、株式会社エアサポ、株式会社MIC、キャプテンスタッグ株式会社、キャンピングカー株式会社、BBQ FACTORY合同会社、株式会社RVトラスト、ゴサール株式会社、株式会社ウォシュビル、Moving Base
協力:一般社団法人日本カーツーリズム推進協会、アンター株式会社、ハーチ株式会社、株式会社TABIPPO、タビワライフ、ケンキャン

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