ハイエースと並んで今日の国産キャブオーバー型バン市場を支えてきたボンゴが生産終了を迎えるようだ。早ければ夏にも生産が終わり、これをもってマツダは商用車の国内生産を終えることになる。
ボンゴ廃止に向けた布石として19年4月にハイエースのOEM版が新型ボンゴブローニィ(以下ブローニィ)として登場したことは記憶に新しい。ボンゴと比べてブローニィは全長とホイールベースが30cm以上も長くて最小回転半径も大きく、最大積載量は100kgほど多い。ボンゴの絶妙なサイズを支持するユーザーは少なくないはずだが、マツダとしては「大は小を兼ねる」としてブローニィへの集約を決めた模様だ。
3月26日発売予定のマガジンX 5月号(紙版と電子版をご用意してます。webで見られる会員制度もあります)ではボンゴのほかにもレクサスGS、ライトエース、サクシードなど、年内に消滅するブランドをまとめて取り上げています。是非ご覧ください!