本日、自工会は豊田章男会長の一期2年の続投を発表した。また、神子柴副会長はその後はホンダから会長がでる趣旨の確認を行った。以下は冒頭の発言と質疑応答の要旨。
神子柴副会長
お台場に来れば、気軽に立ち寄って楽しんでもらえるイベントにしたい。
豊田章男会長にもう一期、2年続投してもらう。2020オリパラを迎える。強力なリーダーシップをとってきた。ホンダとしてどうかなと思っていた。自工会の総意として決めた。輪番制がなくなったわけではなく、トヨタの次はホンダ。
丸本副会長
日本の自動車産業が新しいステージに向かう契機になる。一環がメガウェブでのフューチャーエクスポ。未来の生活を広く報道して欲しい。
豊田章男会長
百万人集まると誰もが知っているイベント。いまの丸本までは70万人が限度。体感しましょうがキーワード。子どもが未来を作る。1日あたり9万人は東京ディズニーランドの導入規模。中小零細規模の企業にとっても効果が見込める。
「クルマが大好きだ」を認知してもらっている。WRC.WEC.F1は日本代表。
質疑応答。
日米貿易協定について。
公正な貿易関係が維持強化されるのは歓迎したい。良き企業市民として競争しながら努力したい。
日本への追加関税は見送られたが、農産物は関税引き下げになった。
決して自動車産業vs農業に持って行って欲しくない。交渉担当者には両国の発展を願って交渉してもらった。感謝したい。
東京モーターショーの名変は?
貴重なご意見ありがとうございます。頑張れるところまでは頑張ります。
ユーザー負担軽減について。
総務省と経産省と言った対立軸ではなく、ユーザーは国民であるとの立場で、世界一負担の多い状況と戦っていきたい。
ユーザー目線に沿って、世界一負担のあることはなんら変わっていない。
消費増税について。
トヨタの場合、駆け込み需要は3分の1程度。対策効果か消費の弱さか。
千葉県での台風による停電では電動車が役に立つ。日本は電動車フルラインメーカーが揃っている。1500ワットのコンセントを持っているクルマが千葉県内だけで1万台保有されてあるのに、使い方が周知されていなかった。自動車の新たな役割として注目されていく。すぐ対応できるようしていきたい。
気候変動に対する取り組みは?
以前より取り組んできた業界。市場がクルマの車種を決める。市場ニーズに対応できるようにしたい。
丸本副会長。
これまではお客様不在だった。国や地域によって適切なソリューションを提供したい。
自動車産業が直面している課題について
まずは東京モーターショーで100万人動員が第一歩。オールジャパンで未来を作る出発点になる。来場者が主役と思ってもらえるようリーダーシップを発揮することが大切。
東京モーターショーについて。生活とクルマは密接に関わってくるのか?
色んなものがコネクトしていく未来。考えるキッカケになれば価値がある。実際体験してもらい感じたことを発信して欲しい。たくさんの方にリアルな体験が出来るような発信をして欲しい。