新型アイサイトの開発遅れにはコメントせず

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確報!スバルの今年度1Q決算、増収大幅増益!
新型アイサイトの開発遅れにはコメントせず。

スバルの今年度1Q決算は、売上高8334億円、前年同期比16.0%増、営業利益922億円、同48.4%増だった。

世界販売は、26.26万台、同21.2%増だった。特にアメリカが好調を持続している。アメリカだけで17.93万台、同29.5%増だった。
通期の予想は見直していない。売上高3兆3100億円、営業利益2600億円。なお、今期からIFRSを適用している。
質疑応答。
Q 感想は?
A   営業利益922億円の数字としては進んでいると思う。このまま4倍になるとは考えていない。米国の販売が進んでいる。旧モデルも好調に推移し、切り替えもうまくいった。インセンティブも抑制できた。研究研究開発費はIFRSに移行したため小さく出た。クレーム費も少なかった。為替についても円安で推移した。原材料市況も、パナジウム中心に
Q 下期の見通しは?
A   生産ラインのスピードは戻ってきたが、生産台数増は多くは見込めない。為替が読めない。為替は安定しているのが望ましい。
Q安全技術について。
A   去年、日本で苦戦した。数字が響いたのは国内だけ。去年が悪かったので、手放しで喜べる状況ではない。供給が追いつかないので、モメンタムは上がっている。検査をしっかりやって自信を持って出せる台数をあげたい。
高度運転支援に対しては、ステレオカメラはコストと性能のバランスが取れている。アフォーダブル。
Qアイサイトバージョン4の開発が遅れている。
A   当社は小さめの会社。商品と技術の特色を評価してもらわねばならない。特色を出すためにサプライヤーのチカラも借りる。エンジニアの報酬については、色んなやり方がある。
セダンについては全体のシェア低下よりはスバルの落ち込みは小さい。
安心と愉しさを評価していただけるお客様、自分で運転する、所有するお客様を大切にしたい。無人運転を拒否するのではなく、運転支援が発展して自動運転になる。
アメリカで成功したのは、商品だけでなくお客様との関係を販売店と一緒になって、スバルに乗るお客様がどんな生活をしていくのか。派手なことは言えないが、関係性を強めていくなどの取り組みはやっていきたいなと思っている。
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