国交省、全タク連に実態調査要請!!「顔無断撮影」で。

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本日の石井国交大臣の閣議後会見要旨。

冒頭に石井大臣から中国訪問についての報告があった。「日中間の観光交流、スマートシティ、G20開催、造船の過剰生産、温室効果ガス削減などについて、議論した。協力関係を深められたと考える」。
以下は質疑応答の要旨。

Q ジャパンタクシーによるお客の顔無断撮影について。
A 3月24日に個人情報保護委員会から「端末カメラの存在説明が不十分」として行政指導した。25日には担当者を呼んで事実関係を確認した。4月9日にはプログラムの改修が行われた。11日には業界団体の全タク連に対して、法令順守の対応状況について実態調査を行うよう要請した。
Q しまなみ海道の自転車通行料無料化継続について。
A 2014年から行っている。今回2020年3月まで無料化措置を継続した。金額は2000万円。自転車を積んでクルマがくるので、クルマの利用を促すことにもつながっている。観光振興にとってもメリットがある。実際に、無料化実施前の1日あたり通行台数5704台に対して、直近は6390台に増加している。
Q 令和改元について。
A 国民生活に影響ある国交省関連のシステムについて、稼働に支障がないことを確認した。残り2週間。気を緩めることなく万全を期したい。

Q スズキの完成検査不正について。
A昨年9月に徹底調査を指示していた。12日に報告書が提出された。改ざんや隠ぺい工作があった。極めて遺憾。猛省を促す。厳正に対処していく。

Q 港湾事業関連労組のストライキの可能性について。
A GWの円滑な物流のために、必要な措置がとられているとおもう。

Q 宿泊業の資格特定技能試験について。
A 14日に国内7箇所で実施された。761名の応募、実際の受験者は300人台。改善を行いながら対応していく。

Q ダイワハウスの不適切事案について。
A 建築基準法や防火基準に適合しない賃貸共同住宅を供給したことは極めて遺憾。確認検査主体等に対して審査を慎重に行うよう通達した。レオパレス21の案件と合わせて必要名対策を講じていく。

Q 下関北九州道路について。
A 調査費は過去5年で5箇所。下関北九州道路だけを特別視していない。

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