3月14日にラインオフ式が行われて生産が始まった新型デイズが正式発表された。税込み価格は127万3320〜177万8760円、月販目標台数は8000台だ。
横浜市にある日産本社で開催された発表披露会にて、日本事業を担当している星野朝子専務は「魂を込めて、日産が一(いち)から開発した。プラットフォームやエンジンを刷新し、プロパイロットも設定して軽自動車にも自動運転の時代が来た。きっと“スゴい軽自動車”と言われるだろう」と紹介した。また、まもなく元号が変わることやコンプライアンス問題を受けて社内が是正に向けて動いていることを挙げ、新しい時代と新しい日産にふさわしいクルマであるとも語った。
日本戦略企画本部・日本商品企画部の豊嶋浩さんは「軽自動車の年間販売台数は150万から200万台で、乗用車市場での比率は40%に達している。以前は2ndカーとして買うユーザーが多かったが、いまや1stカーとして選ぶ消費者が増えている。加速性能、室内と荷室の広さ、小物入れの使い勝手:の3点を改善した」とセールスポイントをアピールした。プロパイロットの装着率については「約40%くらいを見込んでいる」という。
ちなみに発表披露会が行われた日産本社ギャラリーには映像を映し出すスクリーンが存在しているが、最近になって横幅13m、天地に届くほどの巨大なものに更新された。