本日の石井国交大臣による閣議後定例会見で、一連の完成検査不正の再発防止に向けて道路運送車両法の省令改正が発表された。以下は大臣の冒頭の説明と質疑応答の一部。省令の改正内容は添付の資料をご覧ください。
完成検査不適切事案を踏まえ省令を改正する。タスクフォースの取りまとめを踏まえ、道路運送車両法の省令改正を実施した。改正の着実な実施を行う。
Q スバルはブレーキでも不適切事案があった。
A 直ちにリコールの要否を検討するよう指示した。リコール対象車両の早期改修を指示した。厳正に対処したい。
Q対策は付け焼き刃ではないか?
A記録書き換えをできなくする、罰則も強化する、効果的な監査の実施等により付け焼き刃ではない対策を講じていく。
Q 鉄道の計画運休に関する検討会議について。
A 10日に検討会議を開催した。大型の台風が接近する場合は計画運休は必要。中間取りまとめを行なった。利用者に安心感を与える取り組みを引き続き行う。
Q 昨日、スバルが新たなリコールを発表した。
A 型式指定車について行う完成検査は、国に代わって行うもの。不適切事案が発生している。信頼を揺るがすもの。
Q 8日のエールフランス機の低空飛行について。
A 管制官の指示に従ったものの陸域を飛行した。エールフランスに事実関係を照会している。結果を踏まえ再発防止に努める。皇居の上を飛んだのは好ましいことではない。
Q 7月豪雨の復旧作業について、広島県の災害査定が遅れている。
A 広島県以外では査定が遅れているとの情報はない。現場の状況や地域ニーズに応じて柔軟な対応するよう4日に指示した。
Q 観光庁が民泊について調査した。
A 適法と認められなかった物件について速やかに仲介業車のサイトから削除するよう要請した。住所など正確な情報を掲載するよう指示した。
Q 森友学園の当事者としてコメント控えるは適切か
A どういう根拠で指摘したのか分からないのでコメントを控えると申した。