8月28日の石井国交大臣閣議後定例会見の要旨。
障害者雇用に関する再点検について。
国交省でも再点検を実施した結果、法定雇用率を下回っていた。あってはならないことと重く受け止めており深くお詫びします。
障がい者手帳を有する者のみを再検証した。業務の見直しを進める中で、計画的な採用を進めたい。早急に検討を進めたい。平成29年度までの報告では、厚労省のガイドラインに拠らないものがあった。数が二番目に多いのは母数が多いから。
Q 整備新幹線の与党PTでの議論について。
A労務単価の上昇などにより、3500億円増加する見込みであることが分かった。平成31年度予算要求で増額要請を行う。平成34年度導入見込みは変えていない。
フリーゲージトレインの導入は断念せざるを得ない。新大阪までの北陸新幹線開業までの暫定措置としてフリーゲージトレインの導入は難しい。丁寧に今後の対応に当たるよう求められた。
フリーゲージトレインについては、軌間の差のある在来線への導入のために研究を続けたい。
Q 増加分について地元負担の軽減を求めている。
A 財源確保に向けては今後の予算編成過程の中で検討したい。
Q新幹線と在来線の直通運転を前提に500億円を投じた。国の責任は?
A 様々な線区に活用できる。これまでの技術開発はムダにならない。成果を活かして軌間の異なる在来線の間の開発を行う。
Q本日午後、九州へ行かれるが?
A福岡市内の都市開発と西日本豪雨の復旧復興具合を確認する。平成34年度をめどに治水改良復旧工事を行っている。復旧復興の進捗状況をしっかり確認してきたい。日田彦山線の復旧については、地元で十分議論して欲しい。
Q 成田空港、羽田空港の発着枠見直しは?
A 国交省としては羽田空港と成田空港両方で首都圏空港としている。羽田空港を旅客船用空港とする考えはない。