1月5日、都内で自動車工業団体の新年賀詞交歓会が開催された。以下は西川自工会会長、世耕経産大臣、石井国交大臣の挨拶要旨は以下のとおり。
西川自工会会長の挨拶要旨。
新しい経済政策により好循環により経済拡大を期待したい。好調な経済環境が続くと考えている。来年度は消費税10%への対応もある。車体課税の簡素化について、一丸となって取り組みたい。
先進技術の進化において、世界をリードしていきたい。インフラ、システムなど協調分野への取り組みについては、国あるいは地域間と取り組みがさらに重要度を増す。着実に課題に向かって取り組みたい。
世耕経産大臣の挨拶。
株価が非常に幸先の良いスタート。自動車工業界にとっても良い状況。
日本の自動車産業が日本を引っ張ってもらう。政策を誤ることのないよう業界とも対話していく。多方面の打線を組めるのが日本の自動車産業。国としても後押ししたい。通商政策もしっかり前に進めたい。欧州とは関税がゼロになった。TPP交渉も大詰め。日米も経済対話の形で進めたい。
下請け取り引きの慣行を改めてもらい、メリットを享受してもらいたいと話したところ、自動車メーカーが率先してやってもらっている。
来年はいよいよ消費税が上がる。車体課税について抜本的見直しをにもしっかりと取り組む。
自動車産業の成功が日本国民の豊かさにつながる。
石井国交大臣。
省内に自動運転戦略本部を設置した。安全基準作りや実証実験に積極的に取り組んでいく。電動化に向けた規制方針が各国で決められた。税制等の支援措置を含めて支援していきたい。
2020オリパラを機に、世界に先進技術を発信していきたい。
昨年の完成検査不正について。日本のモノづくりの信頼を揺るがすもので、あってはならないこと。根絶に向けコンプライアンスの順守を徹底させられるようご協力をお願いします。