外環道の未開通部分で発表会

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メルセデスベンツ商品群の頂点に位置するSクラスがマイナーチェンジでリフレッシュされた。税込み価格は1128.0万〜3323.0万円で、一部グレードを除いて9月上旬からデリバリーが始まる予定だ。Sclass_55

外観ではフロントマスクやリアコンビランプが一新され、前後バンパーも変更。
コネクトの面では新たにメルセデスmeコネクトが搭載された。24時間緊急通報サービスやコンシェルジュ・サービスに加えてドアロックのリモコン操作や駐車位置検索、車外から車庫入れ&車庫出しがスマホ経由で行えるリモートパーキング・アシストなどが含まれている。
将来の自動運転につながる技術では、自動再発進機能付きディストロニック、ドライバーが意識不明に陥った時などに自動的にクルマを停止させるエマージェンシーストップアシスト、緊急回避補助システムなど、従来からの機能が強化されつつ、新しい機能も盛り込まれた。

都内の集合場所からカーテンを閉め切ったバスで報道陣が連れていかれたのは、舗装工事が終わっていて路面の標示工事を残すのみとなった外環道(東京外かく環状道路)の未開通部分だ。ここで、マイナーチェンジされたSクラスの報道発表会が行われた。Sclass_32Sclass_53
本題に先がけて輸入元の上野金太郎・社長はディーゼル車のサービスキャンペーンについて「実走行中のNOx低減を図るためにソフトウェアのアップデートを図る」と説明した。

6500カ所以上の改善が施されたというSクラスに関してはドミニク・フォーフトさんが、新搭載されたメルセデスmeコネクトについてはアンドレアス・ハフナーさんがそれぞれ解説。「東京に来て、駐車場の狭さを見てリモートパーキング・アシストがピッタリ合うと感じた」(ハフナーさん談)とのプレゼンに続き、実際にスマホからクルマを遠隔操作するデモストレーションが行われた。  Sclass_45Sclass_46Sclass_47

なお、会場にはスマートやAクラスからGクラス、Vクラスまで、国内で販売されているフルラインナップが展示されていた。Sclass_23 Sclass_58
ちなみに、会場を提供したNEXCO東日本の関係者によると、民間企業によるイベントの申し出は珍しく、2日間は別箇所の工事を進めて会場に使われた部分は一時的に作業を止めたという。

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