SCOOP!! スズキのブレーキランプ不具合品の型番と改定価格がわかった!!
マガジンXがスクープしたスズキ車のブレーキランプがバルブを受けるカップ部品の不具合により、点灯しなくなるトラブルが続出している件。スズキは10年以上の長きにわたって、本件を公表せず、対策部品を有償で提供してきたと思われる。
今回のマガジンX電子版の報道により、スズキは「バルブ代程度で交換に応じる」と譲歩した。が、不具合部品を装着したスズキ車の保有台数はかなりの台数にのぼると思われる。本誌では国交省リコール監理室に対して、「急ぎリコールを促した方が良い」と話している。
現状、スズキは「保有台数を把握していない」と話すが、販売店向けにはすでに不具合部品の型番と改定価格を通知している。配布した対象部品の型番コード表と価格改定表を本誌9月号に先駆けて披露しよう。問題発覚まで1450円から3000円超程度で販売してきた対策部品について本誌指摘後は希望小売り価格を一律500円に値下げしたのが分かる。型番がわかっているのに、「台数を把握していない」は通らないと思うが、スズキはどうするのか。
取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)