2006年10月のオープン以来キッザニア東京のスポンサーとしてパビリオンを構えてきた三菱自動車が、パビリオンをリニューアルして公開した。
運転免許試験場は従来の講義形式からドライビングシミュレーターを用いた実践型に変わり、よりリアリティが増した。内容には3つのコースがあり、上級コースでは高速道路やトンネルでの運転を練習する内容も含まれている。
実際にハンドルを握った子供達からは「高速道路で速度を維持するのが難しかった」「ウインカーを出し忘れたことがあった」といった感想が聞かれた。
一方のカーデザインスタジオはカンナや木べらといった道具を使ってミニチュアのクレイモデルを仕上げる内容だ。こちらでもスーパーバイザー(キッザニアのスタッフ)がクレイモデルを製作する理由や道具の使い方をレクチャーしながらメニューは進んでいく。ワッシャーと竹串を使ってタイヤを描くなど、細い部分も再現。
オープニングセレモニーに出席した三菱自動車・商品戦略本部の上原 実さんは「クルマを運転する楽しさとルールを体験してもらって交通安全に対する理解を深めてもらいたい。カーデザインスタジオではモノづくりの楽しさを体感してもらいたい」と語った。
また、キッザニア東京を運営しているKCJグループの住谷栄之資CEOはオープン以来スポンサーを務めている三菱自に対し「コンセプトに賛同してもらっていることに感謝」している旨を述べた。