LINEとトヨタ、協業基本合意書締結

スポンサーリンク
001li 002li

LINEとトヨタは、LINEが開発を進めるクラウドAIプラットフォーム「Clova」と、トヨタをはじめとする各社が推進する車載機器とスマートフォンアプリ、およびタブレットアプリとの連携規格Smart Device Linkを活用した協業の可能性を検討すべく、協業基本合意書を締結した。

「Clova」は、LINEが開発したクラウドAIプラットフォームであり、日本をはじめ、アジアでトップシェアを持つメッセンジャーアプリであるLINEと、韓国の検索ポータルNo.1のNAVERが持つ開発技術や豊富なコンテンツやサービスを活用することにより、よりスマートなクラウドAIプラットフォームを実現。

“ポストスマートフォン、ポストディスプレイ、ポストタッチ”な世界を目指すべく、「Clova」を用いた様々なサービス、プロダクトの開発を推進していくという。

「SDL」は、トヨタが推進するスマートフォンアプリとクルマがつながるためのオープンソースであり、ユーザーは車載の音声認識機能や操作パネルを通じ、車内でアプリを操作することができるもの。

また、「SDL」を用いることで、自動車会社はスマートフォンのアプリケーションを、自社の車載システムの特性やインターフェースに合わせて、より安全・快適に利用してもらえる形で提供可能。

今回の協業を通じ両社は、LINEの音声エージェントテクノロジーを持つ「Clova」と、トヨタが推進、対応を進める「SDL」を連携させ、音声エージェント等を活用した新しいカーサービスの実現を、2018年の商品化を目指し検討するそうだ。

スポンサーリンク