CHAdeMO協議会が年次総会を開催! 志賀会長、中国市場の重要性を指摘。

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日本発の充電器の国際規格であるCHAdeMOの2017年会員大会が本日、都内で開催された。昨年度から引き続き、チャデモ仕様の普及拡大に向けて取り組みを強化していくとした。
とくにチャデモの強みである安全性、互換性を維持しながら大型車両へ適用など機能拡張を目指す。
また、電気自動車の充電機能の機能拡張を図るためV2H検定での基準整備や関連法規への対応を進めていくとした。
チャデモの幹部と話す。
「中国でのバッテリー生産台数はすでに日本の10倍に当たる14万台強。ある程度の技術を渡しつつ、日本のサプライヤーも量産効果の恩恵を受けていくことが大切」と説く。中国と組むことで、「インドなどアジアへの進出にも優位に働く」趣旨の発言があった。
志賀会長は、記者の「一番苦しい時代をやってきた部分を捨てるのは開発者のモチベーションの維持にとって問題ないのか?」の質問に対して、「それがないとは言えないが、中国市場で優位性を保つことが必要」と指摘する。

取材 文 写真/神領 貢

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