「国破れて道路あり」に懲りない人たち。
社会資本整備審議会道路分科会の傍聴に来ています。
安全安心を美名に、「人、モノの災害時、平常時を問わない輸送の確保」とまだまだ作る姿勢です。作ったら維持しなければならない、ことを分かっているのか?
必要なネットワークについては、計画路線も含めて、災害時のネットワークに含めるべきと国交省側は話すが、またぞろ計画路線を具体化したい意図がありありです。
トラックドライバーの半数以上が50歳以上、小口は増えても総荷物量は減っている。少子高齢化社会の中で、負担の問題をなぜ議論しないのか。はじめに道路ありき、はなんとかならないものか。
安全安心を否定するものではありませんが、平時から余裕を持った道路網を整備することの優先順位がそんなに高いのか?
有事における臨戦態勢を整えることで足りることがあるのではないか。
誰がお金を払うのかを、本当に当局の方は考えているのか疑問です。「仕事のための仕事」に見えて仕方がありません。